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2010年3月27日

第7回歯科物理刺激研究会開催

9大学より識者が集結し、超音波刺激の歯科応用について語る

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 さる3月27日(土)、血脇記念ホール(東京都)において、第7回物理刺激研究会が開催された。本会はインプラント治療、口腔外科治療などにおける超音波刺激の有効性を研究する会として大歯大、朝日大を始め各大学が協同して発足。今回で7回目を迎える。

 当日は、9大学より研究報告がなされ、川添堯彬氏(大歯大学長、(社)日本口腔インプラント学会会長)が座長を務めた。また、仲西康裕氏(北海道医療大助教)、横瀬敏志氏(奥羽大教授)、春日井昇平氏(医歯大教授)、矢島安朝氏(東歯大教授)、藤井秀朋氏(明海大非常勤講師)、堀田正人氏(朝日大教授)、梶本忠保氏(朝日大非常勤講師)、竹内一夫氏(愛院大准教授)、田中栄二氏(徳島大教授)、細川隆司氏(九歯大教授)を始め、27名がオブザーバーを務めた。

 研究報告においては、超音波照射器具による物理的刺激の有効性に関して、九歯大が軟組織への照射、北海道医療大が早期荷重、上顎洞底挙上術への応用、奥羽大が骨代謝への影響、東歯大が骨粗鬆症への効果、愛院大がチタンインプラントの結合力に与える影響、朝日大が他術式との併用、大歯大がAll-on-4との併用、広島大が変形性顎関節症への応用、徳島大学が膝関節炎への応用、頭頚部領域の骨治癒促進効果などについてそれぞれ発表し、盛況を博した。