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2010年4月23日

日歯連盟、定例会見を開催

堤会長、超党派による口腔保健法案提出の考えを示す

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 さる4月23日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(堤 直文会長)による定例記者会見が開催された。

 冒頭、堤会長は挨拶のなかで同日開催された第1回理事会の内容に触れ、いわゆる口腔保健法の流れについて石井みどり氏(参議院議員)から説明がなされたことや、現在、民主党と自民党のすり合わせを行っている段階であることが報告された。また、きたる7月実施予定の第22回参議院議員選挙への対応についての協議、参議院比例区の民主党公認となった西村正美氏(東京都開業)の会合計画の進捗状況や今後の予定が示された。

 高木幹正理事長は西村氏の会合計画について、「公示前までに全国一周したい。現在の会合計画は順調に進んでおり、西村氏の好感度も得られている。今後も効果的な支援活動を続けていく」と述べた。

 記者団から、「口腔保健法については民主党も今国会に法案を提出する動きがある」との質問について、堤会長は「自民党は議員立法で法案を参議院に提出するとうかがっている。日本歯科医師会が作成した原案をもとに、できれば民主・自民両党が了解したうえで民主党と共同提案でお願いしたい」との考えを示した。

 なお、川原敏幸理事(北海道)の辞任にともない、長江俊一氏(北海道)が理事に就任したことが報告された。任期は平成23年3月31日まで。