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2010年5月16日

2010 ICOI Japan Implant Symposium開催

Wallace氏、Salama氏らが熱弁を振るう

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 さる5月15日(土)、16日(日)の両日、パシフィコ横浜(神奈川県)において、2010 ICOI(International Congress of Oral Implantologists、Ady Palti会長) Japan Implant Symposiumが約480名の参加者を集め、盛大に開催された。

 1日目はまず、新気鋭インプラントロジストによる講演が行われ、中田光太郎氏(京都府開業)が「審美領域における周囲軟組織の増大について(インプラント プラスティック サージェリー)」、本間輝章氏(千葉県勤務)が「Immediate vs. Early Implant Placement in extraction socket 2 years follow up」をテーマにそれぞれ講演を行った。午後は、Stephen Wallace氏(ニューヨーク大臨床教授)が「Maxillary sinus augmentation: yesterday, today, and tomorrow」、また、林 揚春氏(東京都開業)が「既存骨中心のインプラント治療」を題した講演を行い、聴講者の高い関心を引いた。

 2日目は、Maurice A. Salama氏(チームアトランタ)が「Success by design:esthetics in simplified and complex therapy」をテーマに、また、最後は本会会長のAdy Palti氏(ニューヨーク大准教授)が「Trouble shooting on vertical and horizontal bone augmentation in dental implantology」をテーマに充実した講演を展開した。質疑応答では臨床におけるベーシックな疑問から、レベルの高い外科手技に関する内容まで幅広く質問が投げかけられ、参加者の関心の高さがうかがわれた。

 なお、別会場にて行われた各口演、ポスターセッションも盛況を博すなど、成功裏のうちに幕を閉じた。