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2010年8月7日

近代臨床歯科研究会オープンセミナー「榊原名人のワクシングセミナー」開催

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 さる8月7日(土)、8日(日)の両日、旧高知県歯科医師会館(高知県)において、近代臨床歯科研究会オープンセミナー「榊原名人のワクシングセミナー」(近代臨床歯科研究会主催、溝渕宏幸会長)が、榊原功二氏(榊原デンタルラボ)を講師に迎え開催された。本研究会は、1992年に「最新の歯科医学とそれを取り巻く知識と技術を身に付け、理論と実践の乖離のない医療人を目指す」ことを理念とし、普光江 洋氏(高知県開業)によって設立されたもの。現在の会員数は25名であり、歯科医師と歯科技工士がオーストリアンナソロジーを基盤とした日常臨床の実践に向け研鑽を積んでいる。

 当日の会場には21名が参集。「咬合を科学にするためには共通の言語が必要」「成長・発育にともなう咬合の変化」「Reference Positionと中心位の違い」「コーンテクニックの概要」といったオーストリアンナソロジーにまつわる講演が半日あまり行われた後、参加者各自が臼歯部から前歯部に至るシークエンシャルワックスアップを行った。会場では榊原氏をはじめ、同研究会に長く携わってきた歯科技工士も熱心に受講者を指導。2日間にわたり、基礎と実践がふんだんに盛り込まれた充実したセミナーとなっていた。