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2010年9月22日

第52回歯科基礎医学会学術大会・総会盛大に開催

「育てよう 新たな歯科基礎医学」をテーマに

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 さる9月20日(月)から22日(水)にかけ、タワーホール船堀(東京都)において、第52回歯科基礎医学会学術大会・総会(牧村正治会頭、上西秀則理事長)が「育てよう 新たな歯科基礎医学」を大会テーマに、800名以上の参加者を集め盛大に開催された。

 3日間にわたって開かれた学術大会・サテライトシンポジウムでは、特別講演、メインシンポジウム4題、学術会議シンポジウム、歯科基礎医学会受賞講演、ライオン学術賞受賞講演、一般演題(口演・ポスター)をはじめ、数多くのセッションが行われた。

 とくに、最終日22日のメインシンポジウム4「口腔と関連器官の感染症 5W1H なぜ私はこの研究をしているのか」(座長:川端重忠氏、阪大大学院教授/小松澤均氏、鹿児島大大学院教授)は、研究者とその研究が聴衆に身近に感じられる発表だったと好評を博した。また、ポスター会場では積極的な質疑応答が繰り広げられた。

 超高齢社会を迎え、いっそう基礎研究と臨床に連続性を持たせられる研究者の育成が求められているなか、学術会議シンポジウム「基礎歯科学人材育成-現状と未来-」とのセッションが設けられるなど、まさに「育てよう 新たな歯科基礎医学」のテーマと合致した大会であった。