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2010年10月21日

日歯、定例会見を開催

江里口・峰両氏、FDI大会の重要性認識示す

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 さる10月21日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。

 冒頭、学術担当の江里口 彰常務理事より、さる8月30日から9月5日にかけてサルバトール・ダ・バイア(ブラジル)にて開催された第98回FDI世界歯科連盟年次世界大会の報告が行われた。そのなかで、2008年より開催している8カ国歯科医師会会議(オーストラリア、アメリカ、イギリス、カナダ、韓国、ニュージーランド、日本、ノルウェー〈欠席〉)では、各国の医療事情の違いや各国が抱えている諸問題など、15議題について意見交換したと述べ、実りある会議であったことを強調した。またFDI役員の任期満了にともなうFDI選挙では、井上 孝氏(東歯大教授)のFDI教育委員会委員の再選が報告された。同じく学術担当として本大会に出席した峰 正博理事は、「今後の日本の歯科医療政策を考えるうえで、たいへん大事な会である」と述べた。

 その後、江里口常務理事より、7回にわたって開催されたスポーツ歯科検討委員会(箱崎守男委員長)がさる9月にまとめた「スポーツと歯科における我が国の現状と課題について」の答申書の内容が報告された後、担当理事より各種報告が行われた。