Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2010年11月17日

スリーエムヘルスケア、「3M デンタルエデュケーションセンター」を設置

歯科事業向け戦略としてデジタル・ワークフローを提案

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる11月17日(水)、スリーエムヘルスケア株式会社(東京都)において、同社(東京都、Jesse G. Singh代表取締役社長)によるプレスカンファレンスおよび内覧会が開催された。本会では、このたび同社内にオープンした「3M デンタルエデュケーションセンター」の説明や、歯科業界の現状を含めたうえでの事業戦略、今後発売する製品などが披露された。

 冒頭の挨拶のなかで、Jesse G. Singh代表取締役社長は今後の事業展開について、売上高に応じて製品・技術開発への資本投下を倍増させ、さらなる事業拡大を図っていくとした。また、石川憲一氏(同代表取締役専務)より、同社のオーラルケアビジネスの展開や今後の戦略が概説された。

 石川氏は、デジタル化のもたらすメリットを強調。なかでも2011年秋にリリースが予定されているデジタル印象システム「LavaTMChairside Oral Scanner C.O.S.」の登場によって、従来のようなシリコン印象材などによる印象採得での問題をデジタル技術で解決し、「歯科治療が"End-To-End"でデジタル化される」と述べた。

 その後、各担当者より、各製品の説明およびデモンストレーションがなされ、とくに「LavaTMChairside Oral Scanner C.O.S.」の説明では多くの時間が割かれるなど、同社がデジタル技術および製品に注力する意気込みがうかがえた。

【3M デンタルエデュケーションセンターの概要】
■施設面積
104.1m2
■収容人数
最大35名(臨床実習時最大16名)
隣接しているカスタマープレゼンテーションルームや研修室と合わせて100名規模が利用可能(完全予約制)