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2010年12月19日

大阪大学歯学部附属歯科技工士学校創立50周年、大阪大学歯技会発足30周年記念式典が開催

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 さる12月19日(日)、シティプラザ大阪(大阪府)において、「大阪大学歯学部附属歯科技工士学校創立50周年」および同校の同窓会である「大阪大学歯技会発足30周年」の記念式典(矢谷博文大会長)が行われ、同校OBを中心に約200名が参集した。

 記念式典に先立って行われた記念講演会では、大阪大学歯技会会長の指輪光良座長(近畿中央病院口腔外科勤務)のもと、同校の前校長である荘村泰治氏(バイオニック)が「CAD/CAMが拓く歯科技工の新たな流れ」と題して講演を行った。本講演では、まずCAD/CAMにおける新たな技術として氏が注目しているというRP(Rapid Prototyping)技術について、義歯の金属床やインプラント外科に用いるサージカルガイドへの応用が解説された。

 その後に行われた記念式典で学校長の矢谷氏は、「本校は創立当初から、コ・デンタルスタッフとしての歯科技工士の育成を目指していた」と語り、先述の荘村氏の講演内容を受ける形で、「今後もデジタルデンティストリーの時代に乗り遅れないようにやっていきたい」と挨拶した。また、来賓として末瀬一彦氏(全国歯科技工士教育協議会会長)、齊木好太郎氏(日本歯科技工学会会長)、中西茂昭氏(日本歯科技工士会会長)が祝辞を述べた。また、会場を移動して行われた記念祝賀会では、多くの同窓生が親睦を深め合っていた。