さる1月21日（金）、歯科医師会館において、日本歯科医学会第85回評議員会（江藤一洋会長）が開催された。

　開会後、江藤会長、宮村一弘氏（日本歯科医師会副会長）、川添堯彬氏（第22回日本歯科医学会総会会頭）、来賓として渡邉　誠氏（日本学術会議会員）が挨拶を行った。引き続き、平成22年度日本歯科医学会会長賞授賞式が行われ、神田重信氏（九大名誉教授）、野口俊英氏（愛院大歯学部長）、小口春久氏（日歯大東京短期大学学長）、新井　高氏（鶴見大教授）、山田　了氏（東歯大教授）、中久木一乘氏（元日本歯内療法学会会長）の6名が表彰された。

　引き続き、黒崎紀正専務理事より一般会務報告、田中昭男氏（第22回日本歯科医学会総会準備委員長）より第22回日本歯科医学会総会報告、山崎芳昭常務理事より会計現況報告、江藤会長より会長報告が行われた。

　その後、第1号議案「平成23年度日本歯科医学会事業計画」、第2号議案「平成23年度学会会計収支予算」などが審議され、いずれの議案も賛成多数で可決された。なお、第4号議案「日本歯科医学会役員（学会会長）選挙」では、立候補者が江藤一洋氏（現職）のみであったため、無投票で当選となり、江藤氏の3選が確定した。なお、次期会長の任期は平成23年4月1日より平成25年3月31日までとなる。