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2011年6月24日

日歯連盟、定例会見を開催

見舞金、会員1人あたり20万円支給へ

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 さる6月24日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、高木幹正会長)による定例記者会見が開催された。

 会見では、まず島村 大理事長より同日開催された理事会の内容が報告された。理事会では石井みどり氏(参議院議員)、西村まさみ氏(参議院議員)より国会報告がなされたほか、震災関係として第2次補正予算に向けて第1次補正予算に盛り込まれなかった項目を日本歯科医師会とともに要望していくことが協議された。また、東日本大震災の被災地および福島原発にともなう立ち入りが制限されている会員に対して、見舞金総額1億円を支給することが先の評議員会で承認されたことをうけ、県歯連盟と連携して早急に被災地へ支給する考えが示された。見舞金支給の対象者は、震災により診療所または自宅が半壊以上の被害を受けられた会員および福島原発・放射能関連で警戒区域など立ち入りが制限された会員であり、県歯連盟より申請があった対象者に1人あたり20万円とするとのこと(自宅兼診療所以外も同様とする)。

 高木会長は「歯科口腔保健の推進に関する法律案」いわゆる歯科口腔保健法(仮称)の進捗状況について、「最終調整に入っている」と述べた。本件は議員立法での提出となるため、成立には与野党の理解が必要となるが、民主・自民両党に所属する歯科医師の国会議員が協力することで何とか会期中での成立を目指したいとした。