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2011年7月17日

日本インプラント臨床研究会 第6回全員発表研修会を開催

106名の会員発表および25名の新人発表が行われる

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 さる年7月17日(日)、18日(月)の両日、熱海ニューフジヤホテル(静岡県)において、日本インプラント臨床研究会(CLINICAL IMPLANT SOCIETY JAPAN、以下CISJ、井汲憲治会長)による「第6回全員発表研修会」が開催され、106名の会員発表および25名の新人発表が行われた。

 1日目は、「GBR」「外科処置」「インプラント上部構造」「インプラント矯正」「インターディシプリナリー」「インプラントオーバーデンチャー」「偶発症」などについて発表があった。これらの項目については、夕食後のナイトセッションで活発なディスカッションが繰り広げられた。

 また、特別講演では「デジタルデンティストリーの一環としてのCAD/CAM」と題し、塩田 真氏(医歯大大学院インプラント・口腔再生医学准教授)がインプラント治療の未来像について述べた。

 2日目は、「サイナスフロアエレベーション」、「審美性の改善」、「インプラント治療における画像診査・診断」、「インプラント周囲炎およびメインテナンス」などについて発表があった。日常的に遭遇するインプラントについて、さらには世界のインプラント治療の潮流に則った最新の発表がなされた。

 また、シンポジウムでは「ペリオ・インプラント」をテーマに、関 啓介氏(日大歯学部)、佐藤博俊氏(埼玉県勤務)、武田朋子氏(東京都開業)がそれぞれ講演を行った。

 本会は、「患者の信頼を得る真の実力を養うためには、自ら発表することが一番」をモットーに毎年開催されている。