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2011年7月18日

新東京歯科衛生士学校同窓会「新東京DHスマイル会」開催

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 さる7月18日(月)、新東京歯科衛生士学校(東京都、中村道雄理事長)において、同窓会「新東京DHスマイル会」(佐相久美同窓会長)が開催された。例年であれば卒業生を迎えての国家資格合格祝賀会が行われたが、本年度は東日本大震災の影響から自粛し、特別講演「歯科衛生士魅力アップ講座/歯科衛生士の皆様へのメッセージ」が、かがみ洋子氏(株式会社メディカル・ブランド・デザイン)を講師に迎えて行われた。

 本講演は主に今年卒業した歯科衛生士を対象としており、楽しく歯科衛生士を続ける極意として、「返事をする、反応する」「笑顔でいる」「人の役にたとうとする」などの話が展開された。途中、参加者とともに笑顔作りのトレーニングを行う場面もあり、和やかな雰囲気の中で進められた。最後にかがみ氏は、「人々の幸せにおいて歯科衛生士にできることは計りしれない。今できることからはじめ、活躍できる環境を切り開いてほしい。歯科衛生士を長く続けてほしい」などとした。

 特別講演の後には、同校を卒業して3年になる塚本千尋氏(聖母歯科医院・歯科衛生士)による講演「カリスマDHを目指して」が行われた。卒業してから現在までの自身の成長過程や、歯科衛生士の仕事の魅力などを紹介した。中でも塚本氏の「患者を担当することはやりがいがありうれしいが、その反面、患者の人生に大きくかかわっていくことであり、責任重大。責任もって仕事に向き合うためにも、さまざまなことを学び努力していきたい」とした言葉は印象深く、卒後1年目の歯科衛生士には大きなアドバイスになった。

 なお、別会場では同時に、姉妹校の新東京歯科技工士学校同窓会「技新会」主催(鍜治田忠彦会長)の特別講演「入社1年目の歯科技工士に送る激励メッセージ」が、講師に西村好美氏(デンタルクリエーションアート)を迎えて開催された。講演後には、西村氏を囲んでの座談会もあり、卒業生への熱い思いが伝えられた。