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2011年8月6日

深井保健科学研究所第10回コロキウム開催

「新しい公衆衛生」と健康度評価の課題をテーマに

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 さる8月6日(土)、日仏会館(東京都)において、深井保健科学研究所第10回コロキウム(深井保健科学研究所主催、深井穫博所長)が「『新しい公衆衛生』と健康度評価の課題」をテーマに開催され、約60名が参集した。

 当日は、まず3題の基調講演およびそれに対するディスカッションが行われた。以下に演題・演者を示す。
・「DMFTから見えてくる口腔保健」(神原正樹氏、大歯大)
・「『新しい公衆衛生』と健康度評価の課題-細菌と生体細胞の細胞間クロストークの数値化の意義」(花田信弘氏、鶴見大)
・「『新しい公衆衛生』における口腔保健評価の課題」(深井穫博氏、深井保健科学研究所)

 その後、白熱したディスカッションが行われ、口腔保健評価を行う際の"モノサシ"をどうするかがまず重要である点、そして、専門家・患者双方に有用なものとするため結論を急がずに引き続き討議されていく点が示された。

 つづいて、「健康をめぐる諸課題」とのテーマで、一般講演が行われた。瀧口 徹氏(新潟医療福祉大)による「空間(地理)疫学-地域集積性:地域差をとらえる新しい指標」と題した講演を皮切りに11演題が行われ、聴衆の注目を集めた。