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2011年9月16日

第41回(公社)日本口腔インプラント学会・学術大会

「インプラント医療安全の推進行動」をテーマに盛大に開催

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 さる9月16日(金)から18日(日)の3日間、名古屋国際会議場(愛知県)において、第41回公益社団法人日本口腔インプラント学会・学術大会(堀田康記大会長、村上 弘実行委員長、川添堯彬理事長)が、国内外より4,000名以上の参加者を集め盛大に開催された。本会は「インプラント医療安全の推進行動」をメインテーマに、基調講演や特別講演、シンポジウム、各種セミナー、ランチョンセミナー、イブニングセッションが併催されるなど、幅広く充実した内容となった。以下に、メイン会場にて行われた講演、シンポジウムの概要を記す。

 16日のドイツインプラント学会では、Hendrik Terheyden氏(Kiel大・ドイツ)をはじめ、ドイツインプラント学会の理事らが「世界のインプラントの潮流」をテーマに、バラエティに富んだ講演を展開した。

 17日午前の特別講演では、田中貴信氏(愛院大)が「磁性アタッチメントのその後」と題した講演を行い、磁性アタッチメントの諸特性について述べた。続いて川添理事長が、「インプラント医療安全の推進行動」と題した基調講演を行った。午後には、江草 宏氏(阪大)が「歯肉のあらたな可能性 ―医療応用に有望なiPS細胞源―」と題した教育講演を行った。その後、橋本廸生氏(横浜市立大)が「医療安全の原理と組織戦略」のタイトルで今大会のテーマに合致した教育講演を行った。

 18日は、メインホールにて専門歯科衛生士セミナー、専門歯科衛生士教育講座および医療従事者セミナーが開催された。また別会場では、講演「臨床の疑問に答える」が行われ、萩原芳幸氏(日大)、重原 聡氏(神奈川県開業)、春日井昇平氏(医歯大)、中野 環氏(阪大)、中村社綱氏(熊本県開業)、児玉利朗氏(鹿児島県開業)、前田芳信氏(阪大)が登壇した。また、認定・試験・編集委員会セミナー(認定・試験・編集委員会主催)では、「認証医・専門医資格取得のためのガイダンス」をテーマに、高森 等氏(日歯大)、細川隆司氏(九歯大)、藤井俊治氏(東京女子医科大)がそれぞれ講演を行った。

 なお、次回の第42回(公社)日本口腔インプラント学会・学術大会は、江藤隆徳次期大会長のもと、2012年9月21日(金)から23日(日)、大阪国際会議場にて開催される予定である。