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2011年9月23日

Research and Technology Forum 2011開催

「20年後を見すえ、患者QOLに応える」をテーマに

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 さる9月23日(金)、24日(土)の両日、東京コンファレンスセンター・有明(東京都)において、「Research and Technology Forum 2011(バイオメット3iジャパン株式会社主催)」が"20年後を見すえ、患者QOLに応える"をテーマに約300名の参加者を集め、盛大に開催された。

 1日目の午後「Session 1 埋入窩の形成、インプラント埋入及び負荷の指針」では、春日井昇平氏(医歯大大学院教授)が「インプラント治療における骨造成に使用する移植材料」、船登彰芳氏(石川県開業)が「抜歯後即時埋入はいつ、どこに、どのような方法で行うのか」、Otto Zuhr氏(ドイツ・ミュンヘン開業)が「審美領域における抜歯窩の骨維持」、白鳥清人氏(静岡県開業)が「上顎に即時荷重を行う場合の、適切な治療法とは」のタイトルでそれぞれ講演を行い、パネリストの成瀬啓一氏(山形県開業)、寺本昌司氏(大阪府開業)、奥田裕司氏(大阪府開業)の講演を踏まえ、モデレーター小宮山彌太郎氏(東京都開業)のもと、ディスカッションが行われた。

 2日目の午前「Session 2 軟組織の保存及び長期の予知性」では、Richard J. Lazzara氏(米国・フロリダ開業)が「インプラント表面性状がインプラントの長期的な生存率に影響を与えるか」、牧草一人氏(京都府開業)が「前歯部インプラントにおいてプラットフォームスイッチングは有効か」、宮本泰和氏(京都府開業)が「審美領域のインプラントにおける硬・軟組織の長期的安定性」のタイトルでそれぞれ講演を行い、パネリストの鍋島弘充氏(愛知県開業)、鈴木真名氏(東京都開業)の講演を踏まえ、モデレーター春日井氏のもと、ディスカッションが行われた。

 2日目の午後「Session 3 デジタル時代のインプラント修復術」では、石川知弘氏(静岡県開業)が「CAD/CAMテクノロジーを応用したインプラント治療」、Paer-Olov Oestman氏(スウェーデン・ファールン開業)が「デジタルデンティストリー:現時と未来の展望」のタイトルでそれぞれ講演を行い、パネリストの小川洋一氏(東京都開業)、南 昌宏氏(大阪府開業)、中島清史氏(茨城県開業)の講演を踏まえ、モデレーター萩原芳幸氏(日大准教授)のもと、ディスカッションが行われた。

 本フォーラムは、メインテーマどおり、今もっともインプラント治療に必要とされている長期予後に言及したグローバル‐スタンダードなものであった。