さる6月29日（日）、品川インターシティホール（東京都）にて「第2回ITIトリートメントガイドセミナー」（ITI section Japan主催、ストローマン・ジャパン株式会社運営）が参加者431名を集め、盛大に開催された。
　セミナーでは、International Team for Implantology（ITI）のsection Japanチェアマンである船越栄次氏（福岡県開業）と教育幹事である勝山英明氏（神奈川県開業）が、ITIの意義と活動内容を紹介。そして後半では、佐藤孝弘氏（新潟県開業）が「Early Loading Protocol in Partially Dentate Patient」、中田光太郎氏（京都府開業）が「Esthetics vs. Loading―前歯部審美領域における荷重プロトコール」、北條正秋氏（神奈川県勤務）が「Immediate Loading of Posterior Mandible」と題し、最新の刊行物である「ITI Treatment Guide Vol. 2」を実際に活用してエビデンスベースで治療した症例報告を行った。
　ITIはインプラント歯学において「教育」を主軸とし、ITIトリートメントガイドシリーズの刊行やイベントの定期開催を通して、エビデンスに基づいた治療法を常時推進、発信していく姿勢を示した。歯科医師、歯科技工士を問わず、こうした理念に共感するあらゆる専門家に対し積極的なメンバー加入が呼びかけられた。