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2012年1月8日

第16回米国歯科大学院同窓会(JSAPD)公開セミナー開催

「インプラントの失敗に学ぶ」をテーマに

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 さる1月8日(日)、六本木ヒルズ(東京都)において、第16回米国歯科大学院同窓会(以下、JSAPD、畠山善行会長)公開セミナーが「インプラントの失敗に学ぶ」をテーマに開催され、110名が参加し盛会となった。

 本会は、米国の歯科大学院卒業者の親睦・情報交換・学術交流を目的として結成され、さらにヨーロッパ、オーストラリアなどの大学院卒業生も加わり、年に1回、会員のみのクローズドセミナーと、会員外を対象とした公開セミナーを実施している。

 当日は、歯周、補綴、矯正の各分野でインプラント治療を実践している会員から、インプラントの失敗から学んだことや問題解決法について、症例や文献とともに提示された。以下に演題・演者を示す。

「長期症例から学ぶ:従来の補綴か、インプラント補綴か?―予知性の判断基準―」(岩田健男氏、東京都開業)
「インプラントの失敗に学ぶ―歯周治療との関連において」(畠山善行氏、大阪府開業)
「審美領域へのインプラント治療の失敗~失敗はテクニックか判断か~」(梅津清隆氏、東京都)
「インプラント補綴の短期ならびに中長期経過症例から学んだこと」(村上 斎氏、愛知県開業)
「矯正用インプラントの応用と失敗からのリカバリー」(安香譲治氏、東京都開業)

 各演者による講演後、二階堂雅彦氏、神作拓也氏(いずれも東京都開業)をコーディネーターにディスカッションが行われ、会場を交えて活発な議論が行われた。なお、今回のセミナー終了後に会長が畠山氏から村上氏に交代。次回の第17回JSAPD公開セミナーは、2013年1月13日(日)に開催予定(会場未定)である。