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2014年4月13日

A-PAC 2014開催

経験豊かな演者6名が、審美領域における硬・軟組織増生を語る

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 さる4月13日(日)、ベルサール神田(東京都)にて、A-PAC(Asia Pacific Conference on Esthetics and Regeneration)が開催され、125名が参集し盛会となった。本会は東京SJCD・gIDE・Club GPの3つのスタディグループがコラボレーションして実現した、アジア‐パシフィックにおけるトップレベルの臨床家たちによる症例供覧会である。

 東京SJCD会長である日高豊彦氏(東京都開業)の開演のあいさつの後、Egon Euwe氏(ミラノ大)の審美領域におけるインプラント治療の軟組織に関する講演が予定されていたが、諸事情によって同じgIDEチームのIstvan Urban氏(ハンガリー開業)がソーセージテクニックなどを含むさまざまな術式を用いた骨増生について詳説した。次いで、Club GP代表の佐藤琢也氏(大阪府開業)がマイクロスコープを使用して審美的に成功したインプラント症例を示した。

 午後の部では、Sascha A. Jovanovic氏(gIDEチェアマン)がまずインプラント埋入のための基準から講演を始め、アバットメントと上部構造の理想的な材質・形態・装着時期の選択へと展開させた。

 その後、東京SJCDチームの3名が登壇。大河雅之氏(東京都開業)がMIコンセプトの天然歯治療について、鈴木真名氏(東京都開業)が難度の高い軟組織増生について、山崎長郎氏(東京都開業)が複雑なインプラント症例の外科‐補綴の連携治療について講演した。