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2015年3月21日

SAFE第3回総会開催

「トラブル症例は真実を語る! ―スペシャリストからの提言―」のメインテーマに、全国450名が大阪に集結

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 さる3月21日(土)、22日(日)の両日、千里ライフサイエンスセンター(大阪府)にてSAFE第3回総会(堀内克啓大会長)」が、「トラブル症例は真実を語る! ―スペシャリストからの提言―」をテーマに、450名以上の参加者を集め、開催された。

 1日目は、エンド編として「抜歯したためのトラブル、保存したためのトラブル(座長:寺本昌司氏、山羽 徹氏)」をテーマに、福西一浩氏(大阪府開業)が「外科的歯内療法の落とし穴」、牛窪敏博氏(大阪府開業)が「Cracked Tooth:その成功と失敗」、岡崎英起氏(大阪府開業)が「根管治療歯の予知性を左右する補綴的要因を考察する」と題し、それぞれが講演した。

 次に、ペリオ編として「抜歯したためのトラブル、保存したためのトラブル(座長:奥田裕司氏、瀧野裕行氏)をテーマに、北島 一氏(静岡県開業)が「ティッシュマネージメントにおけるトラブル症例とその回避のための考察」、白石和仁氏(福岡県開業)が「その保存は適切であったか?」、中田光太郎氏(京都府開業)が「歯周病疾患とインプラント失敗についての考察」と題し、それぞれが講演した。

 午後からは、「チームワークにおけるコミュニケーション より良いDH・DTとの付き合い方」をテーマに、佐藤令菜氏(フリーランス歯科衛生士)が「チームワークにおけるコミュニケーションのための共通認識プロービングの重要性」、丸橋理沙氏(フリーランス歯科衛生士)が「歯科衛生士の立場から」、坂本芽亜里氏(北海道歯科技工所開業)が「歯科技工士の立場から」、中島 康氏(大阪府開業)が「歯科医師の立場から」と題し、それぞれが講演した。

 2日目は、欠損補綴のトラブル(座長:南 昌宏氏、米澤大地氏、奥野幾久氏、和田誠大氏)について、本多正明氏(大阪府開業)が「欠損補綴計画を力のリスクから考察」、前田芳信氏(阪大大学院歯学研究科教授)が「インプラントオーバーデンチャーにおけるトラブル:原因と対策を考える」と題し、それぞれが講演した。

 また、特別講演「インプラントにまつわる法律と自分の臨床(座長:畠山善行氏、赤野弘明氏)」では長谷川嘉昭氏(東京都開業)が、招待講演「海外のトラブル事例(座長:伊藤雄策氏、中島 康氏、通訳:洪 性文氏)」では、李 百洙氏(キョンヒ大顎顔面外科教授)がそれぞれ講演を行った。

 最後の骨造成術のトラブル「生体材料の落とし穴(座長:寺本昌司氏、松田博文氏)では、寺本昌司氏(大阪府開業)が「コケると怖いぞ!骨造成」、野阪泰弘氏(兵庫県開業)が「ハイドロキシアパタイトによる母骨の吸収について」、堀内克啓氏(奈良県開業)が「骨造成を失敗しないためのポイントとTrouble shooting」と題し、それぞれが講演した。

 なお、本会は2ヵ月に1度の例会で検証されたトラブルの原因とリカバリーの情報を、2016年3月に開催予定の「SAFE第4回総会」で発表する見込みである。