歯科衛生士 1月
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岡 賢二Kenji Oka岡歯科医院歯科医師伊藤 中Ataru Ito伊藤歯科クリニック歯科医師大阪大学歯学部臨床准教授歯周病は発症直後に抑えてしまえば、簡単に進行を防ぐことができる病気である喫煙は歯周炎の最大のリスクファクターである 一般歯科診療室には、歯周病に罹患した多くの患者さんが毎日来院します。そして、私たち歯科医師や歯科衛生士は、チームとして歯周治療にあたっています。けれども、読者の皆さまの中には、歯科衛生士として歯周治療を担当しているものの、「どうやればいいのか?」「どうすれば歯周病を治せるのか?」などと1人で悩んでいる方も多いかもしれません。 本特集は、「歯周病」という病気を歯科衛生士としてしっかり理解していれば、「歯周治療はややこしいものではない。難しくならずに済む」ということをお伝えしようというものです。むしろ、とてもシンプルな方法で歯周病はコントロールできることをわかっていただければと思います。 それでは、早速次のページから見ていきましょう! 「歯周病」をきちんと理解できていれば、歯周治療は難しくない本来、歯周病はどの程度の割合の人が罹患する病気なのか?Q1Q1P.34歯周病はいつ頃発症する病気なのか?Q2Q2P.37歯周病はどんなメカニズムで起きるのか?Q3Q3P.38 シンプルば怖くない!あなたはこれらの質問に答えられる?33歯科衛生士 Vol.38 January 2014

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