歯科衛生士 1月
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3歳児の時点3歳児健診、2010年度5歳児の時点園健診、2012年度dft有病者率19.20%41.10%人数18,124人18,693人1人平均う歯数(本)年度20002004200820022006201020012005200920032007201120123.54.04.53.01.52.51.02.00.50.0 遅いでで先手必勝!図2 新潟県の3歳児と5歳児の1人平均う歯数(dft)の推移矢印は同じ出生年集団における変化を示している。(参考文献2より引用)表1 新潟県における2010年度3歳児の5歳時点の状況(参考文献2より引用)移を示したものですが、う蝕の増加量は、「出生~3歳」より「3~5歳」の間のほうが多いことがわかります。図2のもっとも右側の矢印の推移をみると、3歳児の時点(2010年度)では0.69だった一人平均う歯数が、5歳児の時点(2012年度)では3倍弱の1.97まで増加していました(表1)。新潟県の3歳児う蝕(一人平均う歯数)は、全国では少ないほうから10番目ですから、全国の平均的な状況では3~5歳におけるう蝕増加はもう少し多いと推察できます。嘉ノ海龍三Kanomi Ryuzouカノミ矯正・小児歯科クリニック歯科医師川端順子Junko Kawabataカノミ矯正・小児歯科クリニック歯科衛生士安藤雄一Yuichi Andou国立保健医療科学院・生涯健康研究部を示したものですが、3歳児(3歳児健診)5歳児(園健診)1.970.691.970.6955歯科衛生士 Vol.38 January 20141011(SAT)この記事がライブで聴ける!日本国際歯科大会

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