歯科衛生士 8月
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OVER20特集品田和美Kazumi Shinada黒田歯科医院歯科衛生士1012(SUN)歯科衛生士として患者さんにかかわり続けていても、時には口腔の健康を維持できないこともあります。その多くは、患者さん自身の人生の一大事の際に現れ、メインテナンスの中断にもつながります。このような人生の一大事は、口腔内の状態が崩壊していく「ターニングポイント(分岐点)」と重なりやすくなります。このようなターニングポイントに、筆者自身も以前は気づけず、後から知ることが多々ありました。そして、患者さんのターニングポイントに気づくためには、口腔だけでなく、ひとりひとりの患者さんをよく診ること、そして常日頃からのさりげない問診が何よりも大事だという考えに至りました。今回は、筆者自身の経験と反省も込めて、ターニングポイントを見逃さないために必要な視点・知識を症例も交えてご紹介します。患者さんごとに異なるターニングポイント毎回の問診でキャッチしよう!43歯科衛生士 Vol.38 August 2014

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