歯科衛生士 11月
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肥満」予防も う蝕予防に取り入れてトークしよう!ADVANCE特集2010年以降は、若干減少傾向にあるものの、1970年代から2000年にかけて2~3倍に増加した子どもの肥満。実は肥満傾向にある子どもたちにはう歯が多いという実態を皆さんはご存じですか? 子どもたちの肥満予防のためには、噛みごたえのある食品を食べさせることや、食事や間食後に歯磨きを行うよう指導することが極めて大切です。また、肥満にともなう生活習慣病に合併しやすい歯周病が動脈硬化を進行させることも明らかになっています。この意味からも、歯科衛生士の皆さんにも子どもの肥満対策に積極的にかかわっていただくことが望まれます。原 光彦Mitsuhiko Hara都立広尾病院小児科部長朝田芳信Yoshinobu Asada鶴見大学歯学部小児歯科学講座肥満傾向児童は、歯科的にも高リスク!66歯科衛生士 Vol.38 November 2014

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