歯科衛生士 12月
3/8

ここからわかること高齢患者さんのお口事情をデータでCCCCCCCCCHHHHHHHHHEEEEEEEECCCCCCCKKKKKKKK!!!!!!!!メインテナンスに来てもらうようトークするために60歳代の高齢者は平均20歯以上持っている くらい歯を持っているのか?図2 高齢者の平均現在歯数はかなり増加している(参考文献2より引用改変) 歯科医院に来院される高齢患者さんで、歯を多く持っている方が増えていると感じている人もいるのではないでしょうか。このことは、歯科疾患実態調査※1でもはっきりと示されています。図2は、同調査における年齢階級別の平均現在歯数を示しています。すべての年齢において平均現在歯数は増加しており、中でも2011年の調査結果では、69歳までの層では平均20歯以上保有していることが歯を多く持つようになったということは、それだけその健康を守る必要性が以前にも増して高まっているということになります。特に、高齢者の歯周病の問題には、今まで以上に歯科医療者がかかわっていく必要があります。わかります。さらに上の高齢層をみても、以前に比べて平均現在歯数が圧倒的に増えています。※1 歯科疾患実態調査とは、わが国の歯科保健状況を把握し、8020運動等の効果の検討や、健康日本21において設定した目標の達成度の判定を行うために必要な基礎資料を得ることを目的とした調査。厚生労働省によって6年ごとに実施されている。歳CHECK!(歳)85~80~8475~7970~7465~6960~6455~5950~5445~4940~44(本)3025201510501999年1993年1987年2005年2011年70~7480~8445~49659高齢層は、以前に比べて圧倒的に現在歯数が増加している!69歳以下の層では、平均20歯以上保有している!35歯科衛生士 Vol.38 December 2014

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です