歯科衛生士 2016年4月
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Illustration:キムラみのる 周術期口腔機能管理(周管)は、開業歯科医院の歯科医療者にとってはまだまだかかわりがないものだと思っていませんか? 超高齢社会という時代の変化にともない、周管の主な担い手が、今後病院から地域へと変わることは目に見えています。そこには当然、歯科医院も含まれます。そうなってしまってから周管について知ろうとしても遅いのです。 病院で周管を受けた患者さんが歯科医院に来院した時に備えて、周管とはどのような目的で行われ、具体的にはどのように行われるのか、そこに歯科、特に歯科衛生士はどうかかわるのか知っておく必要があります。本稿では、現在まさに周管を積極的に実施されている急性期病院の1つである藤田保健衛生大学病院の先生方に、その実際についてご説明いただきます。(編集部)Part1周管についておさえておきたい基本知識.......松尾浩一郎P.78Part2 周管のトップランナー藤田保健衛生大学病院の歯科はどんなところ?.......................................松尾浩一郎P.82Part3 症例で見る ステージ別周管で歯科はこうかかわる.............................P.84Stage1:手術前後では................................中田 悠、松尾浩一郎P.84Stage2:化学療法では................................鈴木 瞳、松尾浩一郎P.87Stage3:緩和ケアでは................................渡邉理沙、松尾浩一郎P.89松尾浩一郎Koichiro Matsuo藤田保健衛生大学医学部歯科歯科医師鈴木 瞳Hitomi Suzuki藤田保健衛生大学病院歯科・口腔外科歯科衛生士中田 悠Haruka Nakata藤田保健衛生大学病院歯科・口腔外科歯科衛生士渡邉理沙Risa Watanabe藤田保健衛生大学病院歯科・口腔外科歯科衛生士周管管理で77歯科衛生士 April 2016 vol.40

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