歯科衛生士 2017年5月
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問題につまずいていませんか?患者さん宅へうかがうと、ご家族から、昨日、主治医が処置を行ったと聞いた。さっそく、ケアマネに連絡し、詳細を尋ねたが、説明があいまいでわからない。しかし、主治医とは直接連絡を取ったこともないし、連絡を取っていいのかすらわからない。これでは、患者さんへの歯科治療や口腔ケアにおいて、禁忌事項や配慮すべきことがあるのかがわからず、困る。在宅や施設などの場で、口腔のケアや治療を担当するに際し、他職種との連携は欠かせません。本特集では、実際どんなアプローチをすれば円滑な連携が行えるのかを、多職種をつなぐ立場の医療ソーシャルワーカーが解説。さらに、3つの地域の実践例で、具体的に紹介します。キーワードは、「顔の見える関係」です。(編集部)次ページから、これらのつまずきの原因と「顔の見える関係」の築き方をご紹介します!って、 すか?最近、歯科訪問診療をはじめ、地域に出て活動する方が増えてきましたが、診療所の外では歯科はマイノリティ。他の職種との連携などが思うようにいかず戸惑うこともあるようです。そこで今回のOVER65特集・プラスα特集では、「地域に出て活動したい! SPECIAL」と題し、すでに活躍している皆さんから、歯科が地域で活動するうえでのポイントを教えていただきます。とは地域に出て活動したい! SPECIAL地域に出て活動したい! SPECIAL1つまずき259歯科衛生士 May 2017 vol.41

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