歯科衛生士 2018年4月
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Illustration:飛田 敏、ひのあけみ落合真理子Mariko OCHIAIK’sシャープニング代表たるみ歯科クリニック[兵庫県]歯科衛生士新人DHと指導する先輩DHのための、インスツルメンテーション向上企画第3弾。2017年5月号では「プロービング」、7月号では「SRP」に関するお悩みについて、上達のコツ&指導のヒントをお届けしました。今回のテーマは、スケーラーのシャープニングです。本特集では、一般に使用されているグレーシーキュレットのシャープニングについて、苦手としやすい点を分析し、必要な知識をまとめて、克服方法や教える際のヒントをお伝えします。(編集部)1特 集弱点克服!インスツルメ 上達のコツ指導のヒント+シャープニング編 読者の皆さんは、「シャープニングに自信がある」と胸を張って答えられますか? 筆者は、数多くの歯科衛生士にスケーラーのシャープニングを教えてきましたが、「自信がある」と答えられる方があまり多くない現実を目にしてきました。 よく砥げたスケーラーは、根面の性状を詳細に手指に教えてくれますし、軽い側方圧でも十分に沈着物を除去することができます。側方圧のコントロールが必要にはなりますが、切れ味の鋭いスケーラーを使えばSRPの技術は上達することでしょう。このようなシャープニングの重要性は皆さんも理解されていることと思います。この機会に苦手を克服してみませんか?歯科衛生士 April 2018 vol.4234

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