歯科衛生士 2018年7月
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続くメンテ の秘訣─その接遇からPMTCまで─ベテランDHが教える おひとりの患者さんに対して何分のアポイント時間をとっていますか?  筆者は、メインテナンスのアポイントには60分間をとっています。後述するように、患者さんたちと長いお付き合いをいただくためには、何よりも信頼関係が必要ですので、そのためには相手を理解し自分も理解していただくための時間をかけなければなりません。 筆者自身が行う診査や処置では、できる限り効率よく時間を短縮するようにくふうし、処置後の患者さんとのカウンセリングに時間をかけるようなタイムテーブルにしています。片づけや次の患者さんの準備は、患者さんを待合室までお見送りし、受付担当にバトンタッチしてからの10分間をあてます。カウンセリングの比重を重くした時間配分筆者のメインテナンス時のタイムテーブルできる限り処置を効率よく行い、カウンセリングに時間を使う。ナンスって?Level 1不快さを排除! 患者さんを尊重する姿勢が伝わる環境と心配り➡P.30Level 2患者さんのリスクをふまえた、効果的で説得力ある指導➡P.34Level 3セルフケア確立後のプロケアとして過不足のないPMTC➡P.39待合室へお迎えカウンセリング診査処置カウンセリング待合室へお見送り5分5分5分20分15分10分29歯科衛生士 July 2018 vol.42

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