歯科衛生士 2018年8月
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患者さんの 忙しさに寄り添う長期症例でみる観察と対応のヒント歯が動くという主訴でありながら、歯周病の自覚はなく、補綴物がゆるんでいると勘違いしていた。初診の4年前に上顎にワイヤークラスプの義歯を装着した。2177は根尖に及ぶ骨吸収のため抜歯に。小臼歯部には垂直性の骨吸収があり、歯肉縁下には歯石の沈着がみられた。大臼歯部での咬合支持が失われているため、小臼歯部の歯周病の進行を止めることがカギとなる。41歯科衛生士 August 2018 vol.42

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