歯科衛生士 2018年10月号
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81歯科衛生士 October 2018 vol.42企画趣旨:歯科界において、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士の3者によるチーム医療の重要性が古くから叫ばれている。そして小社発行誌「the Quintessence」「QDT」「歯科衛生士」各誌では、それぞれ折にふれ、これまでその重要性をさまざまな企画で訴えてきた。 本企画は、長年、チーム医療の目標に挙げられることの多いお三方にご登場いただき、小社初の試みとなる3誌合同掲載企画として、その関係性がいかにして構築され、また継続されているのかを語っていただく。そのうえで、そのチーム医療が理想的に体現された長期症例1症例を各誌の専門性に即した内容でアレンジしておのおの掲載し、この古くて新しいテーマの本質をあらためて探ってみたい。(編集部)Prehistory ―Raymond L Kim先生の存在を軸に集まった人々土屋賢司:私たち3人は日本臨床歯科医学会(SJCD)に所属しているため、それが理由で一緒に仕事をしていると思われがちですが、きっかけはより以前に遡ります。具体的にいいますと、SJCD設立の原点となったRaymond L Kim先生(故人、南カリフォルニア大学)の存在が軸になっています。私自身は大学を1984年に卒業したのですが、私の母校の先輩である寺西邦彦先生(東はじめに:私たちはどのようなチームか?*2歯科技工士・DENT CRAFT Studio連絡先:〒107-0062 東京都港区南青山3-18-4*3歯科衛生士・スマイル・ケア日本歯科医療人育成協会連絡先:〒106-0045 東京都港区麻布十番2-21-6*1歯科医師・土屋歯科クリニック& WORKS連絡先:〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-12土屋和子*3Kazuko Tsuchiya[歯科衛生士]土屋賢司*1Kenji Tsuchiya[歯科医師]土屋 覚*2Satoshi Tsuchiya[歯科技工士]―3職種で語る14年経過症例―合同特別企画Theチーム医療SPEAKER’S ARTICLE第8回 日本国際歯科大会2018DH第 ホール110/7(SUN)午後SPEAKER’S ARTICLE第8回 日本国際歯科大会2018ホールC10/7(SUN)午後SPEAKER’S ARTICLE第8回 日本国際歯科大会2018ホールE10/7(SUN)午前Illustration:佐々木 純

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