歯科衛生士 2018年11月
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2特 集「スポーツしてます」と聞いたらチャンス!運動好きにヒット 患者さんにとって身近なテーマである「スポーツ」 「スポーツ」と聞くと、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべますか。多くの人は、趣味や部活動を連想し、日々の歯科衛生士業務とは縁遠く捉えがちです。では、リハビリや生活習慣病予防、健康増進のためのスポーツと聞けばいかがでしょうか。歯科医療、とりわけ私たち歯科衛生士がかかわる口腔衛生管理との共通点が見えてくると思います。 歯科医院に来院する患者さんには、水泳やリトミックを始めた乳幼児、地域の少年野球やサッカーチームに所属する小学生、部活に忙しい中高生、世代を問わずマラソンやゴルフを楽しむ方などさまざまな方がいらっしゃいます。実際、2015年6月に行った世論調査1)によると、成人の週1回以上のスポーツ実施率は4割にものぼることから、具体的な実施方法はどうあれ、スポーツにかかわる国民はある程度多いと言えます。 今回は「スポーツ」というキーワードをじょうずに生かし、患者さんに対してより身近に、そして心に響く歯科保健指導の方法についてご紹介していきたいと思います。白水雅子 佐藤歯科クリニック・歯科衛生士歯科衛生士 November 2018 vol.4232

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