歯科衛生士 2020年3月号
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口腔習癖がそのまま続くと、どうなる?P.73口腔機能を正しく使えるように、まずは食事環境を整えようP.74練習を続けてもらうために必要なことP.76お口のこんな癖、ありませんか?P.72これまでの癖を直す練習も必要です説明のPOINTP.75患者説明用シート日本歯科医学会のウェブサイトからダウンロードできる。15歳未満で「食べる機能」「話す機能」の項目(C-1~12)において2つ以上該当し、そのうち咀嚼機能(C-1~6)の項目を1つ以上含む場合、「口腔機能発達不全症」と診断される。公的健康保険で「小児口腔機能管理加算」が算定されるのは、15歳未満かつ全体(C-1~17)で3項目以上を含む場合。咀嚼機能(C-1~6)は1つ以上を含むことが必須。図1 「口腔機能発達不全症」指導・管理記録簿(文献1より転載)当院では、「歯科疾患管理料に係る管理計画書」および「歯科衛生実地指導」の用紙を1枚にまとめることで、保護者に提供する枚数を増やさないようにくふうしています。(文献2より一部改変)赤字が口腔機能発達不全症に関連する項目。歯科医師による診断、保険算定の際に使えるように、チェックリストを色分けし集計しやすくしている。C-1~6(咀嚼機能)に1つ以上該当することが口腔機能発達不全症と診断するための最低条件。井上高暢Takanobu Inoueこばやし歯科クリニック[東京都]歯科医師[監修]浜野美幸Miyuki Hamano千葉歯科医院[東京都]院長・歯科医師4Eホール午前10/17(土)講演者論文71歯科衛生士 March 2020 vol.44

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