歯科衛生士2021年6月号
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図1 SPT時(2021年4月)の口腔内写真プラークコントロールは比較的良好だが、特に下顎前歯部の隣接面および歯頚部にプラークの付着を認める。文献データベースで探してみよう!※表示している画面は2021年4月現在。れていますが、プロフェッショナルケアとしてどのくらい有効なのでしょうか? また、従来の方法(手用・超音波スケーラー、ラバーカップ)と比べて効果に差はあるのでしょうか? 文献検索を行い、SPTにおけるエアーアブレージョンの効果に関するエビデンスを探していきましょう。CQをPICOにあてはめてキーワードを整理1Pどのような患者にSPT患者において patient in supportive periodontal therapyIどのような介入をすると/どのような要因があるとエアーアブレージョンを行うと air abrasion、air polishing、air abrasive debridementC何と比べて従来の方法と比べて rubber cup、ultrasonic instrumentation、etc.Oどのような結果になるのかどんな効果があるか? patient comfort、efcacy、plaque removal、etc.キーワードを入力して検索する2PICOの立て方については、連載第4回(2020年10月号P.63)を参照。1件2)のみヒットキーワードを追加研究タイプをエビデンスレベルの高い「メタアナリシス」「システマティックレビュー」に指定SPTにおけるエアーポリッシングの有効性:システマティックレビューとメタアナリシス71歯科衛生士 June 2021 vol.45

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