nico 2017年12月
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 ④形状やサイズ、ブラシ毛の質などがそのかたに合っていないと思われるものを使い続けている。 なかには、間違った使いかたを日常的にしているせいで歯ぐきが傷ついていたり、歯ぐきが下がってしまっているかたもいれば、粗めの研磨剤が入った歯みがき剤を使って、歯にダメージを与えてしまっているかたも見受けられます。 使っていて楽しく、正しく使えば歯面がツルツルになるくらいプラークを除去できる電動歯ブラシ。うまく使えていないせいでみがけていないのはもったいないですので、この特集で正しい使いかたをいっしょに学んでいきましょう。 では次のページから、各メーカーのかたにバトンタッチして、歯科医院で取り扱っているもののなかから、歯ブラシ型と丸型の代表的な高機能電動歯ブラシの使いかたを教えてもらいます。製品ごとの特徴も詳しくお話しいただきますので、これから購入を検討されているかたにも参考になることでしょう。していませんか? こんな使いかたみがくときにブラシをゴシゴシと動かしていないでしょうか? 高機能の電動歯ブラシは、手みがき用の歯ブラシと同じように動かしてはダメなんです(p.23)。ブラシは歯面に「あてるだけ」が基本です。過度の力で押し付けると、歯や歯ぐきにダメージを与えてしまうことも。高機能の電動歯ブラシには、押し付け過ぎを知らせたり、防止する機能が付いていますので、そちらを活用しましょう。お使いの電動歯ブラシの毛先。色が落ちていたり、毛束が開いていたりしませんか? 手みがき用の歯ブラシと同じように、電動歯ブラシのブラシヘッドも定期的な交換が必要です(目安は3ヵ月)。とくに考えず、いつも同じタイプのブラシヘッドを使い続けていたりしないでしょうか。どうしてもうまくみがけない場所があるという場合、違うタイプのブラシヘッドに変えてみるのも有効です。みがくときにブラシを動かしているみがくときにブラシを押し付けているブラシヘッドを交換していないブラシヘッドを選んでいないcheck!2check!4check!1check!3NG!NG!NG!NG!13[特集]歯科のおすすめ 電動歯ブラシのトリセツ

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