nico 2018年5月
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間食食の好みの変化唾液の減少つわり●歯ブラシを口に入れるとオエッとなりやすく、歯みがきが難しくなる。●歯みがき剤の味が苦手になると、歯みがき剤に入っているむし歯予防に有効なフッ素を利用できない。●お口に胃液が逆流し、強い酸に触れた歯の表面が 溶けてしまう。ちょこちょこ食べると、そのたびにむし歯菌はエサをもらえて大喜び。とくに甘い物をよく食べるとむし歯になりやすくなる。●甘い物が好きになると、むし歯菌の大好物、 「砂糖」をたくさんとるようになる。●酸っぱい物が好きになると、強い酸が歯に触れる機会が増え、歯の表面が溶けやすくなる。●妊娠によるからだの変化にともなって分泌量が減るため、唾液の粘り気が増し、お口のなかが洗い流されにくくなる。●唾液が減ると、むし歯になりかかった歯を修復してくれる唾液の再石灰化作用が弱まってしまう。 胃酸がお口のなかに習慣的に逆流したり、酸味の強い柑橘類などを日常的に食べていると、その酸に触れた歯の表面のカルシウムが溶け、エナメル質が薄くなってしまうことがあります。硬いエナメル質が薄くなるとむし歯の穴が開きやすくなってしまうので、胃酸がお口に上がってきたり酸味の強いものを食べたあとは、水でブクブクうがいをしましょう。すっぱい物が上がってきたらうがいを!エナメル質リスク2リスク3リスク4リスク1CHECK!溶けて失われたエナメル質132018年5月号

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