nico 2018年9月号
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作用2作用1周病予防のために洗口液を使おうというあなた、どのような使い方をお考えでしょうか。 洗口液は「歯みがきとの併用が効果的」だということをさきほどお話ししましたが、セオリーどおり、洗口液を使う前に歯みがきできることが多いなら、次の成分の入った洗口液がおすすめです。 グルコン酸クロルヘキシジン(CHG)セチルピリジニウム 塩化物水和物(CPC)ベンゼトニウム塩化物(BTC) これらの成分は、歯の表面やバイオフィルムの表面、お口の粘膜の表面に付着して、殺菌作用を発揮するという性質があります。 くわえて、歯の表面などに吸着することで、細菌たちが集まってバイオフィルムを再形成するのを抑制する効果も期待されます。 バイオフィルム内部に浸透する力はありませんので、歯みがき後、できれば1~2分(遅くとも1時間以内)で使えるとベストです。歯洗口液を使う前に歯みがきができる環境なら、歯の表面やバイオフィルムの表面に付着するタイプの殺菌成分を含んだ洗口液がおすすめです。歯みがき後すぐに使うならこのタイプ!表面に付着するタイプ表面に付着して歯周病菌などを攻撃するバイオフィルムの再形成を邪魔する洗口液How to Chooseここはくっつけないぞオラー!洗口液の殺菌成分歯周病菌などの細菌歯の表面歯の表面バイオフィルム出てこいオラー!こっちくんなオラー!16

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