nico 2019年2月号
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患者さん用の椅子と、治療に必要な器具や装置がセットになった歯科用チェアユニット。折り畳み式のアーム。鏡体を動かす際は滑らかに展開する一方、観察する際は振動などで鏡体をブレさせない安定性をもちます。アーム多くのマイクロスコープは数倍~数十倍の拡大が可能。変倍ノブを回すごとに、段階的に倍率が切り替わる仕組みが主流です(たとえばこの製品では、3.2倍→5倍→8倍→12.5倍→20倍となります)。倍率接眼レンズと対物レンズから成るマイクロスコープの心臓部。アームに吊り下がった鏡体を患者さんの顔の上に動かし、変倍ノブとフォーカスノブで、拡大する対象に対物レンズの焦点を合わせます。そして、接眼レンズをのぞき込みながら治療を行います。鏡体マイクロスコープ:ライカM320 W12-D(製造販売:ライカマイクロシステムズ 発売:モリタ)/歯科用チェアユニット:スペースライン(製造販売:モリタ製作所)※ライカマイクロシステムズは、カメラのブランド「ライカ」にレンズを提供している会社です。接眼レンズ対物レンズ変倍ノブフォーカスノブハンドル内蔵カメラ412019年2月号

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