nico 2019年4月号
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仕上げみがきのとき、お子さんが痛がったりしたことはありませんか?痛くしないコツと、毛先の動きを確認しながらみがくテクをお教えします!痛くない仕上げみがきここがポイント!Question歯みがきをしようとすると、「痛いからイヤ!」と逃げられます。力を入れすぎなのでしょうか?Patientらたいへん! これは絶対にやめてください。それに、立ったままではお口のなかはよく見えません。 仕上げみがきを嫌がられないコツとして、親御さんにまずおすすめしたいのが、仕上げみがきの腕を上げることです。楽しい雰囲気づくりをいくら工夫しても、肝心の歯みがきが痛くては仕上げみがき嫌いは直りません。「もう痛いことはされない」というお子さんの信頼を取り戻すためのちょっとしたコツをお教えしましょう。 いちばんのポイントは、「いかに視野を広げるか」です。歯ブラシの動きを目で見て確認できないと、うっかりと痛いところに当ててしまう原因に。お口のなかは見えにくいですが、お膝にゴロンと寝させ、くちびるや頬を指で上手によけることで見えてきます。 ただし、くちびるや頬をよけるときは、くれぐれも指の腹でよけてください。爪があたってしまうととても痛いです。爪を伸ばしているかたは、とくにご注意くださいね。力加減も大事ですが、もしかしたら、くちびるや頬が邪魔をして歯ブラシの動きを目で確認できず、小帯などの粘膜に歯ブラシを引っかけてしまっているのかも。お口のなかは見えにくいですが頬やくちびるを上手によけるとお口のなかが見えて、仕上げみがきの達人になれますよ!nswerADoctor上げみがきでもっとも重要なのは、「安全であること」。歯ブラシは、安全性を第一に作られていますが、それでも、お口に入れる棒状の道具であることには変わりありません。ですので、お子さんの姿勢もお母さんの姿勢も安定していることがとても大事です。お母さんは床に座り、お子さんはお膝の上であおむけになってもらいましょう。 ときどき、お風呂でお子さんを立たせたままするというかたがおられますが、お子さんがすべって転んだ仕14

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