nico 2019年11月号
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るかも。イラスト 野村俊夫/佐々木 純東京都・岩野歯科クリニック 院長日本歯周病学会 指導医・専門医岩いわ野の義よし弘ひろ何も異常がないときから歯医者さんに通うのが理想的。とはいえ、久しぶりに歯科を受診したら、「歯周病になっていて、しかもあごの骨が大きく失われるほど悪化していたのがわかった!」なんて患者さんもときにはいらっしゃいます。歯周病が進行すると、あごの骨をはじめとした歯のまわりの組織が失われていきます。それらの組織は歯を支える役割を担っているため、大きく減ってしまうと歯の寿命に影響が。では一度減ってしまったらもうどうしようもないのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。「歯を残したい」という患者さんの救いとなりうる「歯周組織再生療法」という治療法があるんです。8

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