灰」と「再石灰化」という言葉は、歯みがき剤のCMなどで一般の患者さんにもなじみ深い言葉になってきました。脱灰は、むし歯菌のつくる酸などの作用により歯の成分が溶け出してしまうこと。再石灰化は、その溶け出した成分が歯に戻ることをいいますが、実際に歯の内部ではどのような変化が起こっているのか、見たことはあるでしょうか。今月は、大学の研究室で撮影された電子顕微鏡写真をもとに、歯の内部の構造や、脱灰や再石灰化時に歯に起きる変化をお見せします。ふだん目にすることのない、レアな写真が目白押しですよ！脱イラスト 野村俊夫／有村 綾／佐々木 純92020年10月号
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