nico2020年12月号
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インプラントに起こり得るトラブル30〜70歳代のインプラント治療経験者500人に、「定期的なメインテナンスを受けているか」を国民生活センターがアンケート調査しました。すると、「受けていない」と回答した人は500人中183人(36.6%)。理由としては、「異常や違和感がないから」がいちばんでした(63人)。4割弱の人がメインテナンスを受けていない?インプラントのメインテナンスを受けているか(国民生活センター「あなたの歯科インプラントは大丈夫ですか」2019年より)今は痛みや違和感がなくても、セルフケアやメインテナンスをおざなりにしていると、以下のようなトラブルが起こる可能性が高まります。インプラントが抜ける!→p.14パーツがゆるむ・割れる!→p.16インプラントの構造人工歯。レジン製かセラミック製で、アバットメントに固定される。いちばん消耗が激しいパーツ。上部構造連結パーツ。上部構造と、ネジ状のインプラント体をつなぐ。アバットメントネジ状の人工歯根。チタン製が多い。あごの骨にガッチリ結合して自立する。インプラント体CHECK!歯ぐき(歯肉)あごの骨(歯槽骨)受けている317人(63.4%)受けていない183人(36.6%)人工歯が欠ける!→p.16歯ぐきやあごの骨が歯周病に!→p.14112020年12月号

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