nico 2021年12月号
4/9

!pciP U Laser Laserk歯科のレーザーは4種類歯科で用いられるレーザーは、エルビウムヤグレーザー、炭酸ガスレーザー、半導体レーザー、ネオジウムヤグレーザーの4種類です。それぞれ波長が異なり、得意とする治療も違います(→21ページ)。CO2Nd:YAG Laser写真提供:モリタアーウィン アドベールEVO(モリタ)エルビウムヤグレーザー炭酸ガスレーザーEr:YAG LaserCO2Nd:YAG Laser13チップレーザー光2021年12月号デメリットは?●極小範囲に当てていく細かな作業になるため、1回の治療にかかる時間は長めになります。●治療内容によっては自費治療となることがあります。●レーザー治療は、従来の器具の代わりにレーザー光を用いる治療法です。●レーザーの波長により、対応できる治療や機器が異なります。●ここでは、比較的よく使われているエルビウムヤグレーザーを発生させる機器を例にご説明します。ハンドピース持ち手部分です。先端に装着されたチップからレーザー光が照射されます。赤く見えるのはガイド光です(歯科で使われるレーザーは目に見えません)。本体レーザー光を発生させる装置が内蔵されています。ディスプレイ装置のオン/オフ、出力の調整や各種設定を行います。半導体レーザーファイバーケーブルレーザー光がこの管のなかを通ります。ネオジウムヤグレーザー歯周病治療に審美治療にメリットは?●「侵襲の少ない治療」ができるため、治療時の痛みや不快感が軽減されます。また、組織へのダメージが最小限にできるぶん、治りも速くなります。●麻酔を使用しないか、使用しても少量で済みます。歯科のレーザー機器むし歯治療に

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る