nico 2022年3月号
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10唾液の飛沫を浴びやすい環境で働いているという理由で新型コロナウイルスの感染拡大当初から、「もっとも感染リスクが高い職業」とされた歯科医師と歯科衛生士。ところがさいわいにも、2021年末までに歯科診療を介したクラスターは確認されていないのです。国内でつぎつぎクラスターが起きニュースになるなか、リスクが高いはずの歯科で、なぜ感染を抑えられてきたのでしょう?そのカギを握るのが、歯科が平時から続けてきた標準予防策です。イラスト みずうちさとみ/アトリエ・プラン小林隆太郎日本歯科大学東京短期大学学長/同附属病院 口腔外科教授/一社)日本歯科医学会連合新型コロナウイルス感染症対策チームチーム長歯科の感染対策

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