インプラント治療のアシスタントワーク上巻
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第3章 外科アシスタントワークの基本手技71③器具(剝離子)の受け渡し④剝離のアシスタントDr.Dr.DH歯科衛生士は、歯科医師が器具(剝離子)をしっかり把持したのを確認後、手を離します。歯科医師が把持していない状態で手を離すと、器具が落下するため注意します。歯科医師・歯科衛生士ともに、片手は頬・口唇を排除したままにしておき、スムーズに次の処置に移れるようにします。剝離子などは執筆状で把持するので、歯科医師は器具を受け取りやすいように手を少し開いた状態にしています。歯科医師が剝離を始めました。歯科医師は2本の剝離子を使用して剝離を進めていくので、2本目の剝離子を準備します。この時も、継続して頬の排除をし、歯科医師の手技を妨げないようにしています。DH器具の受け渡しが終了したら、次の作業(剝離)へ移ります。歯科衛生士は頬の排除、サクションチューブによる吸引を行います。DHDHDr.Dr.歯科医師は受け取った2本の剝離子を使用しています。インプラント手術日までの歯科衛生士ワーク手術環境と器材の整備外科アシスタントワークの基本手技インプラント手術直前の歯科衛生士の役割

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