インプラント治療のアシスタントワーク下巻
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14これでバッチリ! インプラント治療のアシスタントワーク 下巻● 部分層弁によるフラップ形成のアシスタントワーク① 切開時の粘膜の排除下顎臼歯部に切開を行う場合、歯槽頂部に舌が干渉してくる場合があります。舌を排除し、視野を明瞭にします。このとき、口腔底粘膜を一緒に排除することにより、歯科医師は縦切開を入れやすくなります。DHミラーにて舌、口腔ミラーにて舌、口腔底粘膜の排除、照明底粘膜の排除、照明歯科医師は、部分層弁にてフラップを形成するために、切開を加えていきます。歯科衛生士は口腔底粘膜を押し下げるようにミラーで排除し、切開線部を明瞭にします。さらにミラーの内面を術部に向け、術部を照明します。DHDHDr.縦切開縦切開DH①ミラーによる舌、口腔底粘膜の排除。②ミラーによる術部の照明。③血液の吸引。Dr.部分層弁でフ部分層弁でフラップを形成ラップを形成歯科医師は、フラップを把持し、フラップが穿孔しないようにフラップの外側を確認しながら歯槽粘膜まで切開を進めます。歯科衛生士は、歯槽粘膜にたるみがないように頬・口唇を排除します。また、フラップの内面とブレードにて切開している部位の外面がしっかり確認できるように、血液の吸引に努めます。DH部分層弁での切開時は、視野の確保・血液の吸引に注意する。Dr.フラップを把持フラップを把持しながら切開しながら切開明瞭にする部位明瞭にする部位DH血液の吸引血液の吸引切開線・フラップの外側切開線・フラップの外側に出血がないように吸引に出血がないように吸引インプラント二次手術の流れとヒーリングアバットメント装着までのアシスタントワークインプラント二次手術時に行う軟組織マネジメントのアシスタントワークインプラント二次手術後の管理上部構造装着時の歯科衛生士ワーク

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