インプラント治療のアシスタントワーク下巻
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18これでバッチリ! インプラント治療のアシスタントワーク 下巻 チタンメッシュの除去は、メッシュ上の骨様組織を完全に取り除いたのち、辺縁からエキスカベー● チタンメッシュ除去のアシスタントワーク① フラップの形成と排除遊離歯肉移植(FGG)を目的に部分層弁が剝離され、さらに骨膜・結合組織の層が剝離された状態です。吸収性メンブレンの残存が認められます。吸収性メンブレンとチタンメッシュ上の組織を除去しました。チタンメッシュの辺縁部が明瞭となるように、フラップ(骨膜、結合組織)を排除します。内側のフラップは縦切開を入れていない場合が多いことから、強く排除しすぎるとフラップが裂開する可能性があるため注意します。DHタやキュレットなどで剝離しながら行います。 歯科衛生士は、根尖方向の辺縁が明瞭になるように、やや閉口するよう患者さんに指示し、口唇や頬、舌を排除します。上皮を含む外側のフラップ上皮を含む外側のフラップ骨膜・結合組織による骨膜・結合組織による内側のフラップ内側のフラップ❶❶❷❷DHDr.フラップの排除フラップの排除Dr.スクリュースクリュー除去の開始除去の開始Dr.DHスクリューが口腔内へ落下スクリューが口腔内へ落下しないようにフォーセップしないようにフォーセップスにてスクリューを把持スにてスクリューを把持固定用スクリューとチタンメッシュを除去しています。除去に先立ち、チタンメッシュ上の骨様組織をできるだけ完全に取り除くことが重要です。歯科医師が固定用スクリューを除去するあいだ、歯科衛生士はスクリューが口腔内に落下しないように注意しましょう。チタンメッシュの除去● チタンメッシュ・固定用スクリュー除去の流れとアシスタントワークの実際② 二次手術時インプラント二次手術の流れとヒーリングアバットメント装着までのアシスタントワークインプラント二次手術時に行う軟組織マネジメントのアシスタントワークインプラント二次手術後の管理上部構造装着時の歯科衛生士ワーク

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