歯科衛生士臨床ビジュアルハンドブック
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Chapter 7救急処置216胸骨圧迫のしかた心臓を再び動かすための応急手当止まってしまった心臓の代わりに、全身に血液を送り込むための応急手当。 圧迫する位置 胸骨圧迫のしかた100回/分4~5cm圧迫乳首と乳首を結ぶ線の中央を、手の根元で強く押す。真上から1分間に100回の速さで力強く押す。4~5cmの深さで圧迫する。AED:Automated External Defi brillator自動対外式除細動器○痙攣し血流のポンプ機能を失った心臓に対し、除細動(電気ショック)を与え、正常なリズムに戻すための医療機器*。○救命率は、除細動が1分遅れるごとに7~10%も減少する。○より効果的に除細動を行うには、心停止後5分以内が有効とされている。*2004年7月より医療従事者ではない一般市民も使用できるようになった。引用)AHA心肺蘇生と救急心疾患治療のための国際ガイドライン2000.より1009080706050403020100123456789成功率(%)時間(分)救急法

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