歯科衛生士臨床ビジュアルハンドブック
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Chapter 7救急処置217一次救命処置のアルゴリズム1)胸部圧迫+AED意識と呼吸があるか大声で叫び、確認をする。1人を集める。119番に連絡し、AEDを手配する。23気道を確保する(頭部後屈顎先挙上法)。片手で患者の額を押さえながら、もう一方の手で患者さんの顎先を挙上する。顎先を挙上する指が、顎から頸部にかけて軟組織に食い込まないように、指先は骨のある硬い部分に当てるようにする。!身体は動かさず耳元で呼びかける。○○さんは119番に連絡を !△△さんはAEDを持ってきてください !はいっ救急法頭部後屈顎先挙上法による気道確保のイメージ。4呼吸を確認する(頭部後屈顎先挙上法のままで行う)。呼吸の確認は、頭部後屈顎先挙上法にて気道確保したまま行う。脈拍あり・呼吸なし➡人工呼吸 約10回/分呼吸なし・脈拍なし(または不確実)➡胸が上がる人工呼吸を2回(1秒かけて胸が上がるのが確認できる程度)☞次ページに続く

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