YB2012ここまで使えるコンポジットレジン
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72Part2 臨床家・大学人14人の“MI新時代のコンポジットレジン修復ダイジェスト”のCR充填図27 その後,のメタルインレーが脱離し来院.のインレーも含め,間接修復をすすめるが,直接修復を希望された.図28 の近心半分に深く広がる感染歯質をていねいに除去した後に,CRにて修復を行った.のCR充填術後1年図29 修復後に,のメタルインレーを除去し,CR修復を行う.図30 修復後1年.遊離エナメル質を内側からCRにて接着し,人工の象牙質の代替とした.図31 同デンタルエックス線写真.Case2 臼歯部咬合面をCRで再現する方法にはさまざまなテクニックがあり,筆者の充填方法も時代とともに変化してきた.現在行っている充填方法は,高強度フロアブルレジンを用いたカスプコーンビルドアップテクニックである.本症例のMy Favorite TechniqueAB図A,B ジーシーのMIフィルを用いて各咬頭ごとにビルドアップすることにより,天然歯のもつ,やわらかでなめらかな曲線の連続性が再現できる.隣接面の充填にはそのケースに適合するマトリックスの選択が重要である.術後図25 充填,研磨後1か月の咬合面観.ほんの少量のステイニングが,咬合面の立体感を強調する効果をもつ.図26 残存するエナメル質の可及的な保存により,自然感のあるCR修復が可能となる.図25図26図27図28

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