技工に強くなる本(上巻)
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159埋没と鋳造システム図18-4 埋没の際、内面に気泡を混入しないように慎重に最初に流し込む。写真のように、シリコンスティクを使用することでワックスパターンを傷つけることなく確実に埋没することができる。図18-5 ワックスアップ内面埋没後、外面の埋没はリングをつたうように埋没を行う。図18-1 森本クルーシブルが真空加圧鋳造による鋳巣の発生を最小限にとどめる。図18-2 写真左が界面活性剤不使用、右が界面活性剤塗布されたもの。界面活性剤が不塗布のほうは埋没材がはじかれ、塗布のほうはワックスが馴染んでいることがわかる。図18-3 表面活性剤の塗布は30cmくらい離して塗布する。塗布のしすぎは鋳造体のバリの発生につながるので注意しなければいけない。鋳造体マージン部にバリが発生した場合はこれが原因になることが多い。ワックスアップの埋没と加工時の注意

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